view point / 山火事といきもの

Mayuko Sasaki

アメリカでの山火事のニュースは日本でもよく耳にします。
山火事がおこると、山まるごと焼け付くされ、それによって、そこに生きている動植物は死に絶えてしまいます。

絶滅を危惧されているアメリカアカリスの亜種、Mount Graham red squirrelは、アリゾナ州ピナレロ山脈に生息しており、これまで252匹の生息が確認されていました。しかし2017年6月7日の落雷を発端におきた4万8千エーカーを焼き尽くした山火事で、このうち217匹が死んでしまったことがわかったそうです。残りの35匹のアカリスたちが、埋めていたマツボックリさえも焼け付くされてしまった状態で、この冬を越すことができるのか、研究者は心配しています。(The international New York Times, 2017.11.27 “For some animals, fire can mean the end” )

今頃、リスたちはたった35匹で、どのように生き延びようとしているのか、、。ひたすら飢えをしのんでいるのか、現地で雪は降っているのか、他の山をめざして大移動したのか、、気になっています。

ちなみにこの山火事では、大量の灰で川が埋められる前にマス(Gila and Apache trout)が助けられたり、フクロウ(Mexican spotted owl)も救出されたそうです。山火事がおきたら、その山に向かっていき、動物の救出活動をする人がいるなんて! まったく想像が及びませんでした。